受験について
- 2015年09月11日
- ブログ
患者さんと話していると、お子さんの受験で悩んでい
る方が多く、自分の子育てが少しでも参考になればと
思い、子育てとか受験について書く事にしました。
<毎日の勉強は、英語と数学のみ>
・毎日、勉強する科目は、英語と数学だけです。
これは、英語と数学が、理解型、積立型の科目だからで
す。基礎が万全でないと、ビルが建たないのと同じです。
長女は小学生の時、独学で「スタートでつまずかない英語」
をこなしました。それで英語が好きになったみたいです。
・英語は、言語なので、「毎日音読する」。
自分の口で発音することが、大事だと思います。
長女は英語が好きになり、毎日英語の音読をしました。
毎日発音して慣れて来ると、自然に英語が解る様な気が
します。訳の解っている英文を繰り返し音読し、音読出来
る英文の数が増えれば、語彙も増えて自然に成績は上が
ると思います。
それから、問題集を使って、中学英文法もしっかり固め
ましょう。
・数学は、まず「計算」です。
計算が正確に出来ることがはじめの一歩です。
小学校の高学年のときに、難しめの私立中学受験用の
計算問題をこなすことをオススメします。
長男はこの計算問題集のお蔭で数学が強くなり、高校
時代に理系科目だけなら学年で5番くらいでした。
・次に、解法暗記です。「チャート式中学数学」をオススメ
します。 例題を解きながら、理解・暗記し、解法をストッ
クしましょう。
・最後が、入試問題の演習です。
過去の入試問題を解いて、解き方を覚えましょう。
・社会と理科は、いつもは勉強しないで、
テスト前1週間に集中してやりましょう。
社会と理科は、暗記中心なので、ある期間、集中し
てやった方が、効率が良いと思います。受験勉強も
中学生なら社会と理科は中3の夏休み以降に始め
れば、大丈夫です。
・国語は、時間がある人は、たまにやりましょう。
時間のない人は、古文・漢文だけやって、過去
問を解く程度にしましょう。
勉強は、5教科毎日しようとすると、何も出来なく
なります。
英語と数学のみ勉強し、社会・理科・国語は、試験
前に、集中してやりましょう。
このやり方で、県内の高校ならどこでも上位で合格
できると思います。長男も長女も全く塾に行かず上
位で高校に合格しました。
高校に入ってからは長男は英語が苦手だったので
英語だけ塾に行きましたが、長女は全く塾に行かず
現役合格しました。
・遺伝は関係ない、暗記の総量で決まる。
遺伝はそれほど関係しないと思います。頭が良くても
暗記しないと点が取れません。
俺もやれば出来るんだ、と言う人が多いですが、やれ
ば出来るのでなく、やらないから出来ないのです。
仮にやったとしても暗記の総量が人よりも増えないと
成績も上がりません。
中にはやっても出来ない人もいますけど・・・。